可能性は無限大だ!…「水球ヤンキース」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第9話と最終回まとめての記事とします。


このドラマ、出だしの期待感の割に、途中からグダグダになり、

ちょっと残念だったのですが、ラストはこの手のスポ根ドラマらしく、ビシッと終わってくれました。





フジテレビ 土曜23時10分

「水球ヤンキース」第9話・最終話(9/13・20放送分)


主演…中島裕翔

脚本…麻倉圭司(9)、徳永友一(終)

演出…品田俊介(9)、宮木正悟(終)




「あきらめなきゃ終わらねぇ。何にでもなれる。

 可能性は無限大だ!」



これは尚弥(中島裕翔)が泣き虫少年でいじめられていた時に

黒沢先輩(横山裕)に助けられ、学ランを貰い言われた言葉。






尚弥にとってその言葉がテーマとなり、カス高の番長になるべく

気合と根性を培ってきたのでした。





第9話はその黒沢先輩と再会。しかし、黒沢はその後不本意な生き方をしてきたらしく、

地味な仕事に就き、やさぐれた感じになっていました。





尚弥にもカス高なんてくだらねぇと剣もほろろ。

先輩にあこがれ続けていた尚弥はショックを受け、決勝直前なのにやる気を失せてしまいます。





そんな尚弥のやる気を戻したのは、これまで尚弥にやる気を出させてもらってきた仲間たち。

そうしてまた奮起した尚弥は卑怯な郷田(鈴木伸之)に夜道で殴られ肩を痛める。




…というのが、第9話。





…で、肩が痛いのも押して迎えた水蘭との戦いが最終回。

できすぎな展開で試合は勝つわけですが、

やっとしっかり水球をしているところを見せてもらったな…という印象。





あきらめなければ、可能性は無限大…というテーマが結実した気持ちの良いラスト。

いくらお約束のできすぎ勝利でも、やはりいいものです。





このストレートさがこのドラマの良さで、渚(大原櫻子)への告白も

尚弥らしいストレートさでこちらも気持ちのよいものでしたね。





大原櫻子が可憐で、尚弥の手のひらに「てっぺん」と書くシーン、

いじらしくて良かったですね。きっちりマドンナしてました。





尚弥が町でかつての自分のような泣き虫少年に

冒頭の言葉をかけ、学ランをあげたのも、このドラマらしいラストでした。






第9話、最終話ともに評価は…4






このドラマでの中島、大原はじめ、山崎賢人、間宮祥太朗、中川大志、吉沢亮は

いずれも今後の可能性を感じる人たちです。

そういえばあのドラマにみんな出てたね…と言われる時代が来るかもしれません。