愛娘に障害が…「若者たち2014」第10話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回の前にまだこんなツラい仕打ちをぶち込んで来るのか…とちょっと引きもしましたが、





兄弟の助け合い、そして旭(妻夫木聡)と梓(蒼井優)夫婦の悲しみを乗り越えての前向きさが丁寧に描かれ、見応えがありました。





フジテレビ 水曜22時
「若者たち2014」第10話


主演…妻夫木聡
脚本…武藤将吾
演出…中江功





自分の子供がハンデキャップを抱えて生きていかなければならない…と知った時の親の気持ちって…それはもう察するにあまりあります。





特に母親の気の落ちようはひどいもので、
自分のせいだと自分を責めてもしまうのです。






偏見や同情にも動かされないようあかりの命と向き合う覚悟をしなさいと助言する新城(吉岡秀隆)。






お前らに迷惑をかけねぇと言う旭に、これまで助けてもらってきた時、旭に言われた言葉で、逆に今度は俺たちがと言ってくれる弟たち。




どちらも良いシーンでしたが、特に弟たちとのシーンは最近こういうパターンよく見るな~と思ったら、





「あすなろ三三七拍子」では、団員たちが落ち込む団長やOBに…

「水球ヤンキース」では部員たちが落ち込む尚弥に…


やはり自分たちが言われたことをぶつけて逆に勇気づけたのでした。






そうすることで改めて主人公のこれまでの頑張りが浮かび上がるという仕組みで、最終回近くにはもってこいのパターンなわけですね。






…で、前向きになった旭は元の職場にも復帰がかない、梓をろう学校の歌の発表会に連れ出します。







このろう学校のシーン、実際の生徒さんによる合唱で、「世界がひとつになるまで」という曲は感動的でした。






日本テレビの24時間テレビが大嫌いな私めですが、これはイヤな気持ちになりませんでした。





楽しそうに歌う姿は神々しいばかりでした。





一方、香澄(橋本愛)の画像流出問題は、同じように盗撮映像流出で脅され怯えてきた多香子(長澤まさみ)のアドバイスで、香澄も救われ、多香子自身もすっきりしたようです。






長澤まさみの抑えた演技がこのドラマでは終始いいですね。






しかし、香澄の問題は、そう簡単にはすまないようにも思いますが…。






今夜最終回、佐藤家の土地の買い手がついたようで、みなバラバラになってしまうのでしょうか?






今回の評価は4


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