最終回は佐藤家の土地に売り手がついて家がなくなり、兄弟がそれぞれの道を歩み出す…という、至ってきれいなまとまり方でした。
フジテレビ 水曜22時
「若者たち2014」最終回
主演…妻夫木聡
脚本…武藤将吾
演出…杉田成道
仕事で疲れているせいか、根っからのひねくれ者だからなのか、どうも感動できないんですね~、この最終回も…。
3000万は使ってないんだとウソをつく暁(瑛大)に旭(妻夫木聡)がもういいんだ、罪悪感から解放されろ…と暁を慰めるシーンも、いいシーンなんですが、
なんだ、暁はやっぱり3000万使っちゃってたんだ…って考えたら、そっちが気になっちゃったり、
前回の多香子(長澤まさみ)の話を聞いて、香澄(橋本愛)は高校をやめ、劇団で頑張ることに…。旦(野村周平)のことも許してくれるのですが、
結局、陽(柄本佑)と旦はこの先も彼女に振り回されそうだな…と心配になったり、
ひかり(満島ひかり)と新城(吉岡秀隆)の別れのシーンもいい感じなのに、
綺麗ごとっぽくなってるけど、やっぱり不倫だしね…って冷めてしまったり、
どうも素直に感動モードには入れなかったんです。
自分たちの幸せを求めて家の呪縛から解放される兄弟の姿は、
今さらなんでこんな古くさいドラマをリメイクするのか疑問なのに、それでも懸命に演じきった役者たちの、このドラマからの解放て重なり…
視聴率は悪かったけど、君たちは頑張ったよ…と声をかけてあげたくなりました。
このメンバーで現代的な他のドラマを見たかったな…とも思います。
演技バトルは見応えがありました。
今回の評価は…
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