日テレ必勝パターン…「きょうは会社休みます」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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日本テレビのこの手のドラマの安定感というのはある意味、惚れ惚れするものがありますね。





個性的なヒロインと、それにからむイケメン、そして適度にキャラの強い脇役たち。
まさに必勝パターンといえる布陣です。






日本テレビ 水曜22時
「きょうは会社休みます。」第1話


主演…綾瀬はるか
脚本…金子茂樹
演出…中島悟





「ホタルノヒカリ」の蛍より「JIN-仁」の咲役の綾瀬はるかの方が好きな私めにとって、

今回の花笑は、蛍よりは咲に近いキャラの役なので、喜ばしい限りです。





…ご存知ない方のため、あらかじめ言っておきますと、

私めは年甲斐もなく綾瀬はるかと新垣結衣のファンであると公言しておりますので、

どうしてもこの2人に関してはひいきめに見ます。

それを承知の上で記事を読んでいただきたいと思います。






…ってことで、今回綾瀬はるかが演じる花笑という役ですが、

優しい両親に育てられ、まじめに育ったのはいいのですが、

男性と交際した経験がなく、会社でもまじめに働きながらもうすぐ30歳にあろうとしている…

という、最近の言葉で言うところの「こじらせ女子」





その花笑は自分の誕生日が新人歓迎会と重なってしまい、

その日にいきがかり上遅くまで一緒に過ごすことになったアルバイトの大学生田之倉(福士蒼汰)と

一夜を共にしてしまうことになります。





以前、唯一好きだった先輩にホテルに誘われたのに、門限があるからと

断ってしまった苦い経験から、ついOKしてしまったのです。





ホントに処女を失ったかは定かではありませんが、

カノジョと別れたばかりの田之倉は、俺とつきあってほしいと

エレベーターの中でキスしてくるのです。





いきなりの展開に面食らってしまう花笑。

そのへんのオタオタぶりが、変にふざけて描くのではなく、

まじめにまじめに対応しようとしているからこそ、そこはかとなく可笑しいという

仕組みになっていて、花笑を応援したい気持ちに自然とさせてくれました。






一途で不器用な感じを綾瀬はるかがしっくり演じていて、また1つ当たり役を作ったな

という気は初回からしました。






まだ本音の部分が分からない田之倉を、福士蒼汰がつかみどころなく演じているのも

福士の成長を感じさせました。映画やドラマ出演の経験が増えて役者ぶりが上がりましたね。






広末涼子相手に演じた「スターマン この星の恋」の宇宙人の時より

演技にふくらみが出たように思います。

あの時みたいに豹変したらこの役も面白くなりますけどね。







もう1人のヒロインにからむイケメン役の玉木宏。

こちらはどうだい?俺ってイケメンだろオーラがプンプン匂い立つばかりで、

この照れのなさは評価に値します。

こういう役はいかに照れずに堂々とやるかですからね。






このメイン3人に加え、まわりも適材適所、ツボをおさえた配役になっています。

今後、折に触れて取り上げたいと思いますが…






いずれにしても、安心して楽しめそうなドラマでほっとしました。






今回の評価は4