最近の視聴者は主人公に反感を持つと、すぐ見切りをつけて見なくなってしまう傾向
があるので、それを恐れてのことかもしれませんが…
フジテレビ 木曜22時
「ディア・シスター」第1話
主演…松下奈緒、石原さとみ
脚本…中谷まゆみ
演出…田中亮
特に危険なのが石原さとみ演じる妹の美咲
の方で、自由奔放に生きてきて、マジメな姉の葉月(松下奈緒)に迷惑ばかりかけてきた…っていう設定のままだと、
同性の視聴者から反感を買うのは明白なわけですよね。だから、今回で言うと葉月の婚約者(平岡祐太）がクズ野郎だとわかったら、
別れさせるためにたらしこんで一緒にベッドインしているところを葉月に見せて諦めさせる…って具合にホントは姉のためにしているというのを早くもバラしてしまうのです。
ホントは姉思いのいい子なのね、ってことなら石原さとみがいくらブリっ子演技をしても我慢して見てくれますからね。
しかも、しきりに姉と見た映画「死ぬまでにしたい10のこと」の話をし、ノートに自分でもそれを書いていて、その1つめがお姉ちゃんを彼氏と別れさせるで…
次がお姉ちゃんに新しい彼氏を作る…
その先はまだ見せませんでしたが、そうやって1つ1つ実現させたいんですよ…と早くもバラしたんです。
まさか死ぬ病気でも抱えているのかと思ったら、母子手帳持っていて妊娠中ってことらしく、誰の子ども？という謎かけも、早くもしてきたわけです。
さらに、葉月は妊娠しにくい身体だってことや、美咲に協力してくれる永人(岩田剛典)はゲイってことになってるけど、実は美咲のことを密かに好きらしいってこと、
永人の兄で美咲の高校の担任だった宗一郎(田辺誠一)を美咲は今でも好きらしいってこととか、いろいろ盛り込んでましたね。
なんか、簡単に盛り込みすぎてて軽いな～というのが印象でした。
まぁ、確信犯的にあえて軽くしてるんでしょうが…
あまり私めの好みではないです。
様子見で何回か見てみますが…。
松下奈緒がギャンギャン怒る演技も、どうも苦手なので、途中リタイアもありえます。
今回の評価は…
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