いや～北大路欣也ですよ。いいですね。
今シリーズはこのポジションに北大路欣也をキャスティングしたことによる勝利とも
言っていいいのではないでしょうかね。
善悪もはっきりしない怪物的な懐の広さ、無言で座っているだけで画面に緊張感を与える目力。
今回は特にそれが発揮された回でした。
テレビ朝日 木曜21時
「ドクターＸ～外科医・大門未知子～」第４話
主演…米倉涼子
脚本…林誠人
演出…松田秀知
テレビの討論番組で天堂を批判したジャーナリスト（松尾貴史）の
自分の絶望的な末期がんを治せるものなら治してみせろという挑戦に、
天堂はロシアは原（鈴木浩介）を呼び寄せ手術させます。
命さえ助ければいいという天堂の言葉に乗って命だけは助けた原でしたが、
甲状腺がんのため、声帯を除去して、声を失ってしまい、術後、猛抗議を受けてしまいます。
例によって、世界的オペラ歌手の手術をサッサと済ませた大門（米倉涼子）が
原に代わって、最新の再生手術用のチューブを使って手術を成功させてみせます。
そうして、フリーランスの医師の手術も批判していたジャーナリストを
丸め込んでしまうのです。
第２シリーズに出ていた原先生役の鈴木浩介、偉そうににていたのに
手術後はしょんぼり、この先どうするんだと聞かれ、
野々村「号泣」県議そっくりに号泣したのには笑いました。
さすが！鈴木浩介。ただじゃ終わらりません。やってくれます。
これまで、神原（岸部一徳）の要求通りに高額な請求をのんできた天堂ですが、
今回は神原が大ファンのオペラ歌手の手術代の請求を逆に神原に請求するという逆襲にでました。
口惜しげにメロンを持ち帰る神原。
天堂恐るべしです。
それにしても大門の借金ってどんだけあるんでしょうか？
今回の評価は…