自ら身を引く花笑…「きょうは会社休みます」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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記事を書くのがずるずると遅くなり、これは今夜放送のものではなく、先週放送した回についての記事です。その次の回を見てしまった方にはつまらない記事になってしまうかもしれませんが、ご勘弁ください。






やはりこの年末の忙しさを考えたら、リタイアを多めにしといて良かったと思っています。







日本テレビ 水曜22時(12/10放送分)

「きょうは会社休みます。」第9話


主演…綾瀬はるか

脚本…金子茂樹

演出…中島悟





前半は田之倉(福士蒼汰)と箱根の温泉旅館、しかも個室露天風呂付きの部屋に泊まる…という胸きゅんのシーンの連続。






あ~こういう感じはいいな~などとはるか昔におじさんは思いをはせながら見ていたわけですが…






自分の進路よりも花笑(綾瀬はるか)を選ぶことにした田之倉は、大学院に進まず就職することに決めてしまいます。





田之倉からいろんな喜びをもらった花笑はなんとか恩返ししたいと考えていたのですが…、

田之倉のゼミの教授(佐土井けん太)や元カノの先輩(香椎由宇)に、田之倉が大学院に残らないのは惜しいみたいなことを言われ、





自分との結婚のために、将来を変えさせてしまうのは良くないと、それが良かれと思い、花笑は朝尾(玉木宏)と自分は付き合っていると嘘をつき、愛想づかしをするのでした。





好きな男のためにわざと愛想づかしをするというのは、歌舞伎にもあるくらい、日本の古典的なパターン。

それをやらせるか~と思いつつも、落ち込み涙する花笑を不憫にも思ってしまうのでした。





しかし、毎度書いてますが、このカップルはなぜ大事なことをもっとしっかり二人で話し合わないで、唐突に切り出すんですかね。

それがどうも納得いきません。





朝尾から嘘だと聞いて憤る田之倉に、だから君には見えてない…と言ったろ?という言葉が、その通りだと思わずにはいられませんでした。





そんな朝尾がぐいっと花笑に感情をぶつけてきたのですが、これも唐突といえば唐突で、どうもこのドラマは花笑の心の揺れを丁寧に描くわりに、男たちの描きこみが足りなく思えてなりません。





まだ加々見(千葉雄大)の方がしっかり描けています。






「玉木宏に言われたらこっちに行っちゃうわよね~」と簡単に鞍替えしそうな愚妻を横目に、ちょっとシラケてしまう私めなのでした。






今回の評価は…4