娘に与える影響…「ママとパパが生きる理由」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回は賢一(青木崇高)、柊子(吹石一恵)夫婦が共にがんになることでのそれぞれの両親の苦悩が描かれましたが、







今回は、両親の病気のことがわかっている上の子の亜衣(渡邉このみ)への影響が描かれました。







TBS 木曜21時

「ママとパパが生きる理由」 第4話


主演…吹石一恵

脚本…龍居由佳里

演出…木下高男






主治医(山崎樹範)から余命宣告を受ける柊子は「私の命を諦めないでください」と言い返します。

どきっとする言葉で、簡単に余命宣告する医師の無神経さが浮き彫りになりました。





そんな気丈な柊子でしたが、亜衣の担任教師に呼ばれ、亜衣が学校では笑わず、友達もできないことを聞かされ、愕然とします。





両親の前ではそんなことはおくびにも出さない幼い娘に、やはり重いストレスを与えていることを知り、自分の病を呪わずにはいられないのでした。





幼いながらも身にふりかかっている事態を理解しようとし、自分を抑える健気さ、「明日、ママがいない」でもボンビーを好演した渡邉このみが、抑えた演技でリアルに演じていて、胸を締め付けられました。






特に、どうしたら友だちができるの?と書いたメモが痛切でした。






仕事人間だった柊子の母槙子(風吹ジュン)が仕事をやめ、精一杯ケアしようとするように変わったのがせめてもの救いでした。






それにしても奥さんを亡くしたばかりのダンカンに賢一の父親を演じさせるのは酷だな…とそれが気になってしまいます。

妻と息子の違いはあるとはいえ…







今回の評価は…4