最後にきて見ごたえあり…「女はそれを許さない」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第9話、最終回は2話連続のエピソード。これまでで最も見ごたえのあるもので良い形で終わりました。

低視聴率が惜しかった作品の一つです。






TBS 火曜22時

「女はそれを許さない」第9話、最終回


主演…深田恭子

脚本…渡辺啓(9)高橋泉(終)

演出…酒井聖博(9)滝本憲吾(終)





最終章の案件は小学生たちが暴走トラックに轢かれた事故の被害者家族たちからの依頼。

幼い子供を失った遺族たちは賠償金を要求します。

運転手も衝突して死んでしまっているので、それを雇っていた会社を訴えるというのです。





セイント法律事務所が訴えられた側の代理人になるのですが、会社が運転手に無理な勤務を強いていたのでは…と攻める麗(深田恭子)に、セイントの葛城(加藤雅也)は運転手には危険ドラッグを服用し、人をひき殺した過去があり、今回もそうだったのでは?と切り返します。





しかも、その時の運転手を弁護したのが忠守(上川隆也)だったこともわかり、そこも攻めてきます。





被害者家族からも、世間からも叩かれる忠守事務所。しかし、忠守はその事件で反省し更正したと確信していて他の事故原因があるはず…となります。





工藤(吉沢悠)から前回責められ、弁護士をやめようと思っていた凛香(寺島しのぶ)も加勢し、運転手が危険ドラッグを服用していなかった証明、さらに本当の事故原因を探り出し、





最後の法廷シーンでは、実はトラックのブレーキ不具合のリコール隠しで、それにセイントも加担していたことを工藤の裏切りによって明らかにもします。





麗、凛香どちらもの成長が鮮やかに描かれ、葛城や工藤の心変わり、事務所やカフェの人たちによる協力で難事件が解決していくさまは見ていて気持ちのよいものでした。





減点といえばあまりにもひどい三又又三の演技くらいでした。

なんで三又??





あまりにも麗がウジウジしていた序盤が惜しまれる作品でした。






第9話、最終回ともに評価は…4