冬ドラマヒット予想…草なぎ剛「銭の戦争」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

これから始まる冬クールの新ドラマの主要な作品の視聴率を予想していきます。

まずは明日からスタートの…






6日スタート

フジテレビ 火曜22時

「銭の戦争」



主演…草なぎ剛

脚本…後藤法子

演出…三宅喜重、白木啓一郎、鈴木浩介






韓国で07年に放送され高視聴率を記録したドラマの原作コミックをドラマ化。

韓流ブームが去り、韓国への感情が以前とは違う今、わざわざそういう作品を持ってくるというのはいかがなものかと思いますが、そんなことを感じさせない作品にすればいいだけのことであって。






ドラマによってさまざまなキャラクターを演じ分ける草なぎ剛ですが、今回演じるのは外資系証券会社に勤めるエリートながら父親が借金を作り、その保証人だったため、自分の財産も職も失ってしまう白石富生。





父(志賀廣太郎)は失踪、母(木野花)は倒れて介護施設に、大富豪の孫である婚約者(木村文乃)とも別れるはめになり、貸し業に転身し、金の力でどん底からまた這い上がっていくという話。






境遇が激変することでどう変わっていくか、男の変わりようを草なぎ剛がどう演じるかがポイントです。






チーフ演出の三宅喜重は草なぎ主演の「僕」シリーズ、「37歳で医者になった僕」を担当した人で、信頼関係もできているでしょうから、草なぎの良さを引き出すとは思いますが、







残念ながら脚本は「僕」シリーズや「37歳で…」を書いた橋部敦子が、同じフジテレビで今クール火曜21時からやる「ゴーストライター」の方を書くので、今回は書かないというところ。






だったら「任侠ヘルパー」を書いた古家和尚ではと思ったら、こちらはTBSで「ウロボロス」を書くのでダメ、

実際書くのは「チーム・バチスタ」シリーズでこの枠では実績のある後藤法子。

草なぎとの相性はどうか?ふたをあけてみないとわかりません。






草なぎを取り巻く脇役陣には…






白石が金を失い居候する高校時代の恩師・紺野に大杉漣。


その娘で派遣社員で働いていて白石を嫌悪する未央に大島優子。


白石の元婚約者・梢の祖母で消費者金融から事業を拡大しファイナンスの会長にのし上がった青池にジュディ・オング。



白石が勤める赤松金融の社長で、法定外の金利で金を貸す裏の稼業でもうけている赤松に渡部篤郎。


そこに勤める口が達者なチンピラ社員に高田翔。


白石の弟の光太郎に玉森裕太。


ホームレスから億万長者になった伝説の金貸しで、白石に知識をさずける紅谷に津川雅彦。





ベテランから若手までなかなかのクセモノが集まったキャスティングです。




中では稲垣吾郎主演の「心療中」で演技力の高さを見せた高田翔に注目してみます。

草なぎの弟分役のようですから。






さて視聴率の予想ですが…




火曜22時は裏にNHKが真矢みき主演の「全力離婚相談」、TBSが堀北真希主演の「まっしろ」。





TBSとはいい勝負になるでしょう。





いずれにしても足の引っ張り合いになるので2ケタを守るのがカギ。

10~11%というところでしょう。