がんばった卓ちゃん「DOCTORSスペシャル」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~この番組のファンである私めとしては満足満足のスペシャルでした。

やっぱりこのドラマは高嶋政伸演じる卓ちゃんあってこそのドラマですね。






脚本も演出もツボを心得て、安心して身をゆだねて見ていられるという点で、「ドクターX」に匹敵するドラマだと私めはひいきめに思っているほどです。






1月4日放送 テレビ朝日 21時~23時10分

「DOCTORS新春スペシャル」


主演…沢村一樹

脚本…福田靖

演出…本橋圭太





まず笑ったのは卓ちゃんこと森山がフラフープダイエットで「Dr.フラフープ」としてテレビで人気になっているという設定でした。






得意げに満面の笑みでフラフープを回している姿は、のっけからインパクトがあり、卓ちゃんそっちに行ったかという感じでした。







しかし、堂上総合病院の売りとしては、テレビで人気の森山と、西都大学病院で講師をしている相良(沢村一樹)がいる桃井事務長(小野武彦)が言ったら、たちまち不機嫌になりお得意の「ウウウウウウウウウ…」と唸りだしてしまうしまうのでした。






今回は何回もこの「ウウウウウウウ…」が出て、「また出た~!」的な楽しみもありました。







2時間もどう持たせるのかと心配にもなりましたが、卓ちゃんが今まででイチバン治したいと思う患者の蔵本さんの難しい手術を、心折れそうになりながら、最後まで頑張って手術を成功させるのと、






すい臓がんと分かり、執刀する諸星(篠井英介)も自信のない松田(小日向文世)の手術を助手として加わり、相良の意見で生命の危険を脱するのとが、







並行して描かれ、なかなか医療ドラマとしてもきちんと見ごたえのあるものになっていました。

ただのおふざけではないところがこのドラマの優秀なところで…







主人公の相良が前へ前へ出ようとはせず、あくまで裏で暗躍して自分の思い通りにコトを進めていくというのが今回も特長としてよく出ていました。








沢村一樹のしれっとした感じが非常にハマっているんですね。

第3シリーズに向けて期待感が高まるスペシャルでした。







このドラマの評価は…4