陰鬱さが減ったおかげで…「銭の戦争」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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この展開になるために仕方なかったとはいえ、初回の救いのない陰鬱さはこのドラマにとってダメージではありました。





金のためにすべてを失った主人公の富生(草なぎ剛)が、ホームレスにまでなり、そこから立ち上がっていく姿を描き始めた今回は、





だいぶ見やすくなり、テンポもよく、見応えがありました。






フジテレビ 火曜22時
「銭の戦争」第2話

主演…草なぎ剛
脚本…後藤法子
演出…三宅喜重





富生が伝説の金貸し紅谷(津川雅彦)に出会ってから、がぜん面白くなっていきました。





紅谷が借金の取り立てをやってみろと、大衆食堂の主人(宇梶剛士)の所に行かせ、その能力を試す一連のくだりは、





それが毎度行っているテストだというのも意外で驚いたし、






これまで正解を出したのは1人だけで、その赤松(渡部篤郎)のところで働かせることになるという展開に期待感が高まりました。




赤松は富生の父親を死に追い込んだ男のようですから、どこかで対決モードになるわけで、






そこに至るまでに金貸しとして富生がどう成長していくかが見どころになっていくようです。




次回はいきなり恩師紺野(大杉漣)への取り立てというシビアな仕事ですがどうなりますかね?






草なぎ剛の変貌していく演技に期待します。





今回の評価は…4





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