時期はずれのクリスマスだけど…「デート」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はバレンタインも近いのにクリスマスネタで時期はずれの違和感はありましたが、





クリスマスにからめて依子(杏)と巧(長谷川博己)の幼い頃からのありようや考え方を描き、





クセの強い2人の共感できる素顔をのぞかせる、巧みな脚本でした。





フジテレビ 月曜21時
「デート~恋とはどんなものかしら~」第4話


主演…杏
脚本…古沢良太
演出…石川淳一





クリスマスのデートに依子が可愛いサンタクロースコスプレでなくちゃんとしたサンタクロースの服装で来るあたりから面白いんですが、





巧が体の具合が悪くなり、クリスマスパーティーをしている巧の自宅に依子が送っていき、






パーティーに参加することで、サンタクロースの存在やプレゼントに対する考え方の違いが浮かび上がっていく具合に感心しました。






父親(松重豊)が演じるサンタクロースを否定し、本物のサンタクロースからプレゼントを貰いたいと、部屋には鍵をかけ、窓は毎年開け続けている依子。





母親思いで、母親(風吹ジュン)に自分からプレゼントをあげていた巧。






2人の心根のピュアさ、優しさが分かる良いエピソードでした。





さらにそれで父親にあげようとした鍵が、鷲尾(中島裕翔)に渡ってしまい、鷲尾が勘違いしてしまったり、






かつて巧が母親にあげた肩叩き券が、依子の手に渡り、巧に肩をもんでもらうことになったり、






パズルのように伏線が機能していく見事な脚本で、キャストもみな生き生きと演じていました。






今回の評価は…4





依子が親切心で巧の本棚を整理し、グチャグチャにしてしまうのには笑いました。
「天才バカボン」と「バカボンド」を交互に入れたり、






「ベルサイユのばら」を植物に分類したり…(笑)








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