解放されるリサ…「ゴーストライター」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、予告で見せすぎなところがあって、今回リサ(中谷美紀)が何者かに刺されるのは分かっていたので…





ドキドキさを削がれたところはありましたね。なぜ?誰に?って方へ興味が行ってしまって…。






フジテレビ 火曜21時
「ゴーストライター」第8話

主演…中谷美紀
脚本…橋部敦子
演出…土方政人





テレビの生放送で自分の作品はゴーストライターが書いたと明かしたリサ。





これで作品を生む苦しみやプレッシャーから解放され、今まで持てなかった時間も持てる…と、リサは穏やかな気持ちにもなっているのです。






リサがぶっちゃけたことで神崎(田中哲司)も窮地に陥るかと思いきや、






神崎はあくまで出版社側は知らなかったという姿勢を貫き通し、





恥知らずにも由樹(水川あさみ)が書いた作品は由樹の名前で再び売るし、映画の原作者名も由樹に差し替えるという窮余の策に出ます。







己の保身のためになりふり構わない神崎の浅ましさと狡猾さを、田中哲司がクールに演じていて…今回は特に神崎という男の凄みが出てました。






由樹は自分の名で小説を書きたいはずだと見透かしたり、





自分とリサの関係を揶揄する小田(三浦翔平)をいなして、巧みに利用したり、





リサからビンタをされ怒りをぶつけられても平然としていたり、





神崎の面の皮の厚さが何とも良かったです。この男に破滅は来るんでしょうか?






名声への欲望にとらわれ、結局小説を書くことになった由樹へ、ゴーストライターの頃に書いたものの方が良かったと見透かすように言うリサも良かったですね。






中谷美紀の透明感のある眼力が活きたシーンでした。






しかし、リサの秘書さん(キムラ緑子)、いくら髪型が似ていて、同じ色のコートでもリサと由樹を間違わないと思いますけどね…






今回の評価は…4



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