饒舌になったひかり…「○○妻」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマで違和感があるのは、本来雰囲気のある演技を得意とする東山紀之や黒木瞳に、テンションの高い饒舌な演技をさせているところで…





今回は更に柴咲コウまでもがベラベラ饒舌になって、正純(東山紀之)の言葉を借りて説教くさいことをやたら言うようになり、





「信長協奏曲」では、彼女らしさが出て良かったのに、気の毒だなと思えてなりませんでした。





日本テレビ 水曜22時
「○○妻」第8話

主演…柴咲コウ
脚本…遊川和彦
演出…日暮謙





トラックにひかれて死のうとしたひかり(柴咲コウ)を間一髪で母親の千春(黒木瞳)に救われました。





お互い負傷し同じ病院に入院した2人は、じっくり話す機会を得て、




もう二度と死のうとしないで…と切々と諭したり、
実はホテルの窓からひかりを監視していたから救えたと分かったり、





母親の心情に触れて、ひかりの千春への考え方も変わりました。





いつにない千春の殊勝さを演じる黒木瞳は、やっと彼女らしさを出せた感じで、しんみりして見られたのに、






お母さんって言ってもらいたいからって、やけにリアルに死んだふりをするのには萎えました。
これは脚本のあざとさのせいです。





他にもなぜそんなに死にたいのかイマイチ分からない美登利(渡辺真起子)の息子大輝(浦上晟周)の自殺を止め、


 



自分の息子も同じ大輝という名前だったという話も、どうもできすぎた話で乗れませんでしたし、






正純と一緒に暮らすことに自信を失う風谷(蓮佛美沙子)にアドバイスするのも、風谷に何ら共感が持てないので、






ひかりはホントに正純が好きなんだなと思うぐらいのものでした。





あと、正純はひかりと別れて番組内での暴言が増えたようですが、そんなニュースキャスターはいないでしょうし、即降板でしょう、今のご時世。






どうもそんな脚本の乱暴さが気になって、感動までいかない私めでした。






今回の評価は…3



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