残念な方向へ行っている気も…「銭の戦争」第10話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このところグイグイとすごい勢いで展開してきたので、今回は最終回に向けての布石やら何やらで、15分枠拡大もあり、ちょっとだら~っとしてしまった感は否めませんでした。







今回くらいの内容なら、通常枠でも十分処理できたのに、数字取りたさに延ばしたのかと勘ぐりたくもなりました。







フジテレビ 火曜22時

「銭の戦争」 第10話


主演…草なぎ剛

脚本…後藤法子

演出…三宅喜重






赤松(渡部篤郎)からまんまと隠し持っていた20億を奪った富生(草なぎ剛)。それを何とか取り戻そうとする赤松と富生との熾烈なせめぎあいが行なわれるのかと予想していたのですが…






富生はその20億を増やそうと元上司(飯田基祐)にインサイダー取引を持ちかけ、それをつかんだ赤松はわざと泳がせた上でその罪を暴いてやろうとする…という展開でした。






赤松の狡猾さが出ていてそれはそれで面白そうだったんですが、結局、富生は紺野親子(大杉漣、大島優子)の良心に訴える攻撃と、母親が意識を取り戻すとかで、インサイダー取引をやめてしまい…






仕方がないんで、赤松は以前富生に痛い目にあったヤクザ(高杉亘)を抱き込み、未央をさらうという粗っぽい方法に出てしまうのでした。






何かそうなるとなんだかな~で、なかなか赤松と富生の頭脳戦みたいなものが見られず、私めとしては残念です。





むしろ、富生に弱気な一面を見せる梢(木村文乃)の涙の方が印象的でした。






今回の評価は…3