このドラマって共感できる人物がホント少ないんですが、
数少ない共感できる人物だったプロデューサーの板垣(城田優)まで、だんだんイヤなヤツになってきて…
日本テレビ 水曜22時
「○○妻」第9話
主演…柴咲コウ
脚本…遊川和彦
演出…猪股隆一
まぁ番組で好き勝手な暴言を吐かれたら、プロデューサーとしてはああいう態度になるのも仕方ないといえば仕方ないですけどね。
穏便に正純(東山紀之)を休ませて、別の無難なキャスター(要潤)を起用してそのまま交代させようとするわけです。
ところが正純はテレビ局にやってきて、またやらせて欲しいと土下座までして頼み込みます。
そうまでされたらと板垣は正純の出演を許しますが、ただしこれからはこちらが用意するコメントだけをしゃべるのが条件と言います。
1日考えさせてほしいと保留した正純は、病院で看護師として働くひかり(柴咲コウ)を訪ね相談します。
しかし、その会話している様子を患者がブログに写真つきでアップしてしまったり、
正純を訪ねてきた風谷(蓮佛美沙子)がカミソリ入りの封書で手にケガをしてしまったりで…
板垣はやはり降板を決め、番組冒頭で正純に降板の挨拶をさせようとします。
しかし、ブログが騒ぎになったりで正純が何を言い出すか分からないので、無理やりにスタジオから締め出し、挨拶すらさせませんでした。
まぁ、自業自得というか、顔を知られた有名人なのに、人目のつく場所で大声であんなデリケートな話をすること自体どうかと思うし、正純には同情のしようもありません。
前回からいい人キャラになったひかりの母親(黒木瞳)も、ブログが出て態度が変わった患者たちを大声で罵倒しましたが、
そんなことしたらひかりの立場を悪くするだけで、脚本家がそういうものにおどらされている風潮を批判したいだけみたいなシーンとなり、こちらも同情のしようもありませんでした。
2人でもう一度やり直そうと決めたら、ひかりがガクッと崩れて意識を失うというラストもあざとい終わり方で、どうもシラケるばかりでした。
今回の評価は…
Android携帯からのreallyhaveantime,投稿