若村麻由美がさらっていったドラマ…「美しき罠」第9、10話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最後の2回まとめての記事になります。

第9話は最後の秘密ともいうべき美津子(若村麻由美)と圭一(青柳翔)の関係が明らかになり、更にりか(田中麗奈)の妊娠もわかり…、美津子が飛び降りるか?ってところで終ったわけですが…







TBS 木曜22時 3/5、12放送分

「美しき罠~残花繚乱~」 第9話、最終回


主演…田中麗奈

脚本…浅野妙子

演出…村上正典(9)光野道夫(終)






…でもって、別に美津子は飛び降りるわけではなく、柏木(村上弘明)との関係は冷え冷えの状態に…

それを憂える娘(吉田里琴)の願いを聞き入れ、






圭一とりかは柏木家に乗り込み、全部ぶちまける4者会談に突入…






そこで圭一の兄は柏木の親友だったがいいところだけ利用されて、柏木の出世のために切り捨てられ、失意の内に死んだから、あんたが殺したようなもんだ…と責めたり、





りかはりかで私との不倫に愛情はなく、若い社員だったら誰でも良かったって、泉(高橋かおり)に言っているのを聞きましたよ…と責め、






美津子には出世する野望のために私と結婚したんでしょうと責められ、






柏木はここにきて一番の悪者で責められ放題。それでも大して顔色を変えず、俺は貧乏な家から這い上がってきたんだ、お前たちに俺の気持ちが分かるか!と居直る始末で、反省の色無し。






長い尺を割いたわりには不毛な会談に終わってしまい、なんだか肩透かしをくわされたようでした。






一旦、離婚した圭一とりかでしたが、再会したら圭一が婚姻届を渡し、もう一度やり直そうというハッピーエンド。





やけにシャボン玉が飛んでいるなと思ったら、離れたところから二人を見ながら美津子がシャボン玉を吹いている…というシュールなラストでした。






また美津子がりかを罠にはめるのか?って意味なんですかね。

なんだそりゃ!?





終わってみればこのドラマ、全体に若村麻由美の美しき怪演を楽しむドラマだったような気がしますね。

いろんなことやってくれましたもんね。

粉までかぶりましたからね。






ドラマを面白くするための彼女の女優魂に敬意を表したいと思います。






しかし、言葉で責められただけで柏木に制裁が下らなかったのはちょっと面白くありませんでしたね。






第9話、最終回共に…3