前回、たま子（真木よう子）に厳しいことを言われてしまった門司（東出昌大）。今回はまるで東出昌大のイメージを良くするための回みたいに、門司がどんどん善玉キャラになっていきました。
フジテレビ 木曜22時
「問題のあるレストラン」 第９話
主演…真木よう子
脚本…坂元裕二
演出…加藤裕将
門司と対照的にどこまでも悪玉キャラを貫くのがパワハラ、セクハラの張本人の雨木（杉本哲太）。
直接会って謝ってほしいという五月（菊池亜希子）の願いを反故にし、部下を代理に送り込み、何度も土下座をさせて示談に持ち込もうとします。
たま子に言われたことを気にしていた門司は雨木に悪いことしたなら謝ってください…と頼んでたんですけどね…
ちょっといい人になってきた土田（吹越満）がリークしたおかげでライターが五月の取材に来てくれて、その取材の日に…
…これでは埒があかないとたま子は雨木のオフィスに乗り込み、直談判で雨木に五月のあの時の思いを訴えかけます。
真木よう子の長ぜりふ、圧巻の迫力でした。
その話を傍らで聞いていてもらい泣きする門司。いいヤツじゃん、って感じでした。
さすがの雨木も心打たれたのか、たま子に謝り、五月にも謝りたいと言うのですが、コイツに限ってそう簡単に殊勝にはならないだろうと思ったら案の定、
門司のいる厨房に来た時には、すっかりいつもの悪玉キャラに戻って、本心を知って食ってかかる門司に、クビだと言い放ち、鍋の中に吸殻をポイっ！
ぶち切れた門司は雨木に殴りかかるのでした。このままクビでしょうね。
たま子や離婚調停中の鏡子（臼田あさ美）のいない間の店を三人娘（松岡茉優、高畑充希、二階堂ふみ）とぎっくり腰のハイジさん（安田顕）が頑張って守る姿も微笑ましく見ることが出来ました。
ハイジさんの腰の痛がりぶりがなんともおかしかったです。
さあ次回の最終回ではどんな決着がつくのか？雨木に制裁を下せるのか？
店はどうなるのか？門司は？たま子は？
楽しみです。
今回の評価は…