妻と息子との思い出作り…「流星ワゴン」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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どうやらワゴンに乗る前のあの日に、一雄(西島秀俊)は寒い中、生きる気力も失せ凍死(?)したらしく、





自分でも薄々分かっていたようです。
現在に一雄は存在しないので、運命も変わりようが無いってことなんですかね。






考えれば考えるほどややこしいんですが、
まぁ死んじゃう人がせめて記憶に残して欲しくて、





家庭崩壊前に戻って、言い残したいことを言うという展開なんだなと思うことにして見ました。






TBS 日曜21時
「流星ワゴン」第10話

主演…西島秀俊
脚本…八津弘幸、松田沙也
演出…福澤克雄






受験直前の息子にはたとえ落ちて他の学校へ行っていじめられても、逃げればいいんだ…逃げて逃げて逃げまくれ…






と、一雄は一雄らしいアドバイスで息子を力づけるのです。






チュウさん(香川照之)を真似たやり方ではなく、あくまで自分らしい自分の言葉を記憶にとどめて欲しい…その切なる願いが胸を打ちました。






一方、妻(井川遥)の方はなかなか手ごわくて、逆に今までの不満をぶちまけて、一雄への嫌悪感をあらわにするばかり…






立ち去ってしまうのをチュウさんが慌てて追いかけて、涙ながらに一雄と向き合って話を聞いてやってくれ…と懇願します。





ここの香川照之はやはり、これぞ香川照之という迫力!
自分は早くに死んでイイからその分、息子を少しでも長く生きさせたいと願う、チュウさんの切なる願いにも胸を打たれました。






果たして、妻や息子への言葉は記憶に残るんでしょうか?





そして、次回は遂に父親の忠雄と一雄が和解できるか?ということのようです。






今回の評価は…4




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