私めドラマミタローが選ぶ2015年冬ドラマアカデミー賞。
続いては最優秀助演女優賞の発表です。
ノミネートしたのは以下の人たち。
今クールは演技派ぞろいの作品が多かったのでノミネートを選ぶのも大変でした。
水川あさみ
「ゴーストライター」
キムラ緑子演じるリサの秘書も、江波杏子演じるリサの母親もノミネートにかなう演技でしたが、
この作品からはやはり水川あさみを選ぶことにしました。
出版界の荒波の中に身を投じて翻弄され、それでもしたたかに生き抜く由樹という女性の強さを演じきりました。
中谷美紀と競う役を今回懸命に演じたことが、彼女にとって今後への大きな糧になったことでしょう。
木村文乃
「銭の戦争」
美形で凛としていてお嬢様的な役が似合う
人なので、今回の役は合ってるなと当初から思っていましたが、
予想を超えて、未央への嫉妬心や祖母に代わって経営していく辛さなど、
さまざまな局面での複雑な心理を浮かび上がらせ、ドラマの中で梢という女性の存在感を重要なものにしていきました。
正直、ここまでできると思ってなかったので、今クールの収穫の一つでした。
若村麻由美
「美しき罠~残花繚乱~」
このドラマを最後まで結局見てしまったのも若村麻由美の演技を見たさにだったような気がします。
ドラマを面白くするにはコントばりに粉まみれになったり、そのタフな女優魂に感銘を受けました。
二階堂ふみ、松岡茉優、高畑充希
「問題のあるレストラン」
この若手3人は優劣つけがたい良い演技だったので、異例の3人まとめてノミネートにしました。
彼女たちがそれぞれ傷つき、そこから立ち直っていくさまは、応援せずにはいられない感じでした。
既に映画で実力を示している二階堂ふみや大河「軍師官兵衛」で好演した高畑充希に
比べ、あまり映画「桐島…」でも「あまちゃ」でも印象に残っていなかった松岡茉優の演技力には驚かされました。
今後注目していただきたい3人です。
上野樹里
「ウロボロス~この愛こそ、正義。」
生田斗真と小栗旬の競演というだけでも見応えありましたが、そこに上野樹里が加わり、ドラマとしてのふくらみが格段に増しました。
感情を殺し気味にした末に見せた父親やイクオへの愛情、死別しての悲しみには、ハッとさせられました。
以上5番組7人の中から最優秀助演女優賞に選んだのは…
木村文乃
「銭の戦争」
水川あさみとどちらにするか悩んだ末に、今回は木村文乃にしました。
彼女にとってもターニングポイントになるかもしれない役だったと思います。
同じ枠のTBSで来クールは主演しますが、今回の勢いでいい演技を期待したいです。
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