続いてドラマアカデミー賞、最優秀助演男優賞の発表です。
こちらも演技派が揃った作品が多くノミネートからして選ぶのが悩ましかったです。
…というわけで悩んで選んだノミネートが以下の人たちです。
中島裕翔
「デート~恋とはどんなものかしら」
え!?長谷川博己じゃないの?と思われる方も多いとは思いますが、今回は敢えて中島裕翔をノミネートします。
彼が演じる鷲尾のまっすぐさが、依子と巧のひねくれ具合をより強調する役割を果たし、最終回の号泣シーンまで大健闘でした。
もちろん長谷川博己も良かったし、依子の父親役の松重豊も良かったんですが…
田中哲司
「ゴーストライター」
己自身の出世と保身のために、リサと由樹を操り、利用するしたたかな編集長役は、この人の良さをいかせるまさにはまり役でした。
単なるヒールではなく、リサのことを本気で気遣う面もちらつかせるあたりは、実に細やかな演技で、その力量の高さを示しました。
渡部篤郎
「銭の戦争」
主人公の富生と対峙する赤松役を融通無碍に演じ、渡部篤郎ならではの顔芸やセリフ術を堪能しました。
自分の芸風を確立した余裕みたいなものが今の渡部篤郎にはありますね。
高嶋政伸
「DOCTORS 3~最強の名医~」
シリーズ3作目ですが、やはり選ばないわけにはいかない。高嶋政伸演じる卓ちゃんあってこそのドラマですからね。
今シリーズもいろいろ笑わせてもらいました。あのぶっちゃけ貼り紙とか…。
安田顕
「問題のあるレストラン」
助演女優賞にノミネートしたいぐらい見事なオネエぶりで、そのナチュラルな女らしきには感服しました。
3人娘と並んで愛すべきキャラクターを作り上げていました。ハイジさんだけをフィーチャーした回を見たかったです。
小栗旬
「ウロボロス~この愛こそ、正義。」
このドラマ、吉田鋼太郎、滝藤賢一、光石研、ムロツヨシとノミネートしたい人はゴロゴロいるんですが、
やはり1人選ぶとなると小栗旬になりますかね。作品にかける意気込みの強さを感じさせる気迫の演技でした。
以上6人の中から最優秀助演男優賞に選んだのは…
田中哲司
「ゴーストライター」
筋運びの重要なところを担い続ける役をしっかり演じきり、実力を遺憾なく発揮しました。
「軍師官兵衛」の荒木村重と並ぶ名演技でした。
あと、「流星ワゴン」の香川照之をなぜノミネートしないのかと疑問の方もいらっしゃるでしょうが、
今回の役は作品のせいもありますが、私めはあまり感心しませんでした。
演技はすごかったですけどね…。
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