これまでフジテレビかTBSでしか連ドラ主演してこなかった木村拓哉が初めてテレビ朝日で連ドラに登場。
これは昨今のTBSとフジテレビのドラマ視聴率の落ち込みを象徴するような出来事といえるでしょう。
視聴率をしっかり取らないとすぐマスコミにキムタクも落ち目みたいなことを書かれるので、
フジテレビで鉄板の「HERO」の続編をヒットさせた後、TBSを避けて「ドクターX」が大ヒットしているテレビ朝日の木曜21時枠でやるところに、
キムタクは常に視聴率を取らねばならないという厳しさを感じさせます。
16日スタート
テレビ朝日 木曜21時
「アイムホーム」
主演…木村拓哉
脚本…林宏司
演出…七高剛、田村直己
今回、木村拓哉が演じるのはエリート証券
マンだったが、単身赴任先で事故にあい過去の記憶が曖昧になる家路久。
妻(上戸彩)と息子がいるが、彼らについての記憶もなく、なぜか２人の顔が仮面に見えてしまう。
職場も第一線から閑職に追いやられた久は
謎の10本の鍵を手がかりに自分探しを始めるという展開。
木村拓哉が初めて父親役を演じるというのも話題の１つ。
ホームドラマで普通のサラリーマンを演じるというのも珍しいことです。
新境地を開こうとする意欲を感じます。
どれだけナチュラルに演じられるかがポイントでしょう。
上戸彩以外には、
久の配属先の部長に西田敏行。
久に厳しく当たる課長に光石研。
やる気のない同僚に鈴木浩介。
元ライバルに新井浩文。
久の別れた元妻に水野美紀。
久の主治医の脳外科医に及川光博。
久の息子のサッカーコーチに田中圭。
やはり実力派で固めているところが堅実なテレビ朝日らしいですね。
肝心な脚本は「医龍」「BOSS」「コード・ブルー」「ハゲタカ」の林宏司。
キムタク主演は初めて書く林がどうキムタクのあらたな面を引き出すかに注目です。
視聴率予想は…14～15％
テーマの地味さで大ヒットとまでは行かなそうです。
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