けなげな息子とクズな亭主…「マザー・ゲーム」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまでこのドラマ、ヒロインの希子(木村文乃)が強すぎて、また初主演で木村文乃も力が入りすぎているせいか、





ヒロインばかりが浮いて、まわりはさほどでないのが物足りなかったのですが、





今回は希子にもクズな亭主(岡田義徳)という弱みがあるのが明確になり、まわりとのバランスが取れるようになり、見やすくなりました。





TBS  火曜22時
「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」第3話

主演…木村文乃
脚本…荒井修子
演出…塚原あゆ子



今回は仕事が忙しくて、幼稚園のお迎えやイベントごとがおろそかになってしまう希子のツラいところが、




クズな亭主にだまされて金をまきあげられるエピソードもからめて描かれました。





それによって自分も希子の息子陽斗(横山歩)のように寂しい思いをしたので同情的な信之助(瀬戸康史)の蒲原家への接近、希子との恋愛への発展をうかがわせたり、





なんで出ているのか分からなかった謎の男(豊原功補)が毬絵(檀れい)の夫と分かり、毬絵との関係性の悪化を予期させたり、





今後への面白みを増させました。
しかし、陽斗役の横山歩くん、けなけで可愛いですね。
自分はかわいそうじゃないと主張するところにはやられましたよ。





希子以外も…
聡子(長谷川京子)は姑からのいびりがひどくなる一方だし、
みどり(安達祐実)はコーチ(上地雄輔)との不倫へまっしぐらだし、
由紀(貫地谷しほり)はパチンコにはまって借金がかさみ、風俗のバイトに手を出してしまいそうだし、





あっちもこっちも問題だらけで、今後の展開を期待させます。
毬絵だけ抱えている問題がまだ明らかになってませんが何かあるんでしょうね。




毬絵に対して夫が敬語なのがやけに気になりました。





あと、幼稚園の園長と今回登場した塾の校長が室井滋の二役なのは面白いですね。幼児教育への考え方が対照的なのが今後も面白くからむ要素になりそうです。





今回の評価は…4