また2話連続なのか?と思ったら急展開で1話で終わってくれてホッとしました。
いろいろ分かってきたり、謎が増えたり今後への興味をかきたてる回だったと思います。
TBS 木曜21時
「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」第3話
主演…大島優子
脚本…櫻井武晴
演出…加藤新
今回は警視庁の幹部の娘が事もあろうに関東貴船組のフロント企業の社員に恋をしてしまい、
娘のためにも、夫のためにもと母親が、その組員の足抜けを依頼に来るという、変則パターンの足抜けコールでした。
貴船組と聞いて気合いの入る麦秋(大島優子)は、そのフロント企業に押し掛け、暴力をふるわせ、貴船組長橘(遠藤憲一)の監督責任を問おうとしますが、
貴船組はその会社を切り離し、無関係を主張するので、橘にも会えず、麦秋は貴船組を後にします。
自分に不利益をもたらし始めている麦秋に興味を持ち始めた橘は、去っていく麦秋を窓から密かに見下ろし、
麦秋は橘の姿を見つけて睨みすえます。
部下がさしだす麦秋の名刺を見て何か思い当たる橘。どうも橘と麦秋の母親の由美子(名取裕子)は何か関係があるようです。
橘と同じくらい恨んでいるのは母親なんでしょうか。麦秋の父親の死とかにからんだ何かがあるんでしょうか?
次回、そのへんが明らかになるようです。
遠藤憲一はやはりヤクザがよく似合いますね。惚れ惚れするヤクザっぷりです。
大島優子のアクションシーンは当初はドキドキして見ましたが、
だんだん上手くなってきて、だいぶ安心して見られるようになってきました。
左目を絶対見せないのは何か理由があるんですかね。
あと、今回気になったのはやけに物腰が柔らかくて、怪しさプンプンの暴対センターの佐野(勝地涼)が、
実は刑事部のエリート刑事だったのに、何かをやらかして出向になったらしきこと。
たまたま足抜けセンターに来て再会した昔の同僚の、ちょっとしたうろたえようと、一瞬曇った表情になった佐野が見せた凄み。
佐野という男、ますます気になる存在です。勝地涼がさりげなく上手いですね。
今回の評価は…