お利口になったけど…「アルジャーノンに花束を」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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手術をした咲人(山下智久)はそうすぐには効果が出ず、




お利口になったのに…と苦しむ、という回でした。




TBS 金曜22時
「アルジャーノンに花束を」第3話

主演…山下智久
脚本監修…野島伸司
脚本…池田奈津子
演出…松田礼人



手術して何かを埋め込んだみたいですね。
それで脳波を把握しつつ、薬品を注入していきながら、知力を上げていくようです。




まだ様子見で、少量しか投薬してないようで、しゃべり方や行動はこれまでとあまり変わりがありません。





そんな咲人に蜂須賀(石丸幹二)はわざと感情の揺さぶりをかけるように、自分は遥香(栗山千明)が自分を好きな気持ちを利用しているんだと明かします。





咲人は遥香は世界一好きな女の子なのに、お利口になっても遥香の気持ちが分かりません…と遥香を前にして泣きます。




仲間とも対等になれないし…と涙を流すピュアな咲人の切なさに打たれました。





職場の仲間との草野球で補欠で出られない咲人でしたが、代打で出場…





咲人にもできることがある…と幼い頃、優しく言ってくれた父親(いしだ壱成)の言葉を思い出し、




咲人になめた球を投げてくる相手ピッチャーからホームランを打つのでした。




…ファンタジーですからね。
喜んでくれる社長(萩原聖人)や仲間たち。
善意に包まれ、いい時なのに、





皮肉にも知力が上がっていくと、この美しいファンタジーの世界が崩れていくのでしょうね。




咲人の変わりようをこの先見ていくのはツラいことです。





咲人を好きな莉央(谷村美月)の実験台ということ自体、なんとも切ないことですからね。




咲人の変化をどう演じるか、山下智久の力量が問われます。





今回の評価は…4