第6話まで来てやっと面白くなってくれました。
ここまでが長かった~。
っていうか、心が折れて見なくなってしまった人が多い中、リタイアしなくて良かった…と思いました。
フジテレビ 水曜22時
「心がポキっとね」第6話
主演…阿部サダヲ
脚本…岡田惠和
演出…宮本理江子
今回は、これでこそ「最後から二番目の恋」の岡田・宮本コンビだと思わせる面白さでした。
まず面白かったのは、静(山口智子)がライバル視し、そうなりたいと真似ているけど、
そうはなれないでいる旧友の栞(渡辺美奈代)にバッタリ会い、静の痛いところをグサグサ突かれてしまうところ。
成功者ゆえの余裕の発言だからこその残酷さ…
静はそれでプチんと切れ、ゲーセンで憂さ晴らしをしているところを春太(阿部サダヲ)に見られ、一緒にカラオケに。
実は好きなのにあまり歌わないようにしているらしい(笑)今井美樹の歌を歌いながら、
春太に自分がいかに無理して痛い女をやっているかをすべてぶちまけるのでした。
なんだ、静はやはり自分が痛いのはわかっているんだな…と、やっと共感が持てた気がします。
そんな静がいとしくなって、春太もついキスをしてしまいます。
一方、心(藤木直人)とみやこ(水原希子)もアメフトのテレビ観戦で盛り上がった勢いで、ついキスを。
4人は秘密を抱えることになり、中でも悩み知らずの心が、秘密を持てたのて普通に悩んでしまうのです。
そんな中、一同は潮干狩りへ。
そこではうっかり酒を飲んで酒乱になり、みやこや静への思いをぶちまけた春太の
ぶっちゃけトークをきっかけに
次々にみんながぶっちゃけ始めます。
このぶっちゃけ潮干狩りが何とも面白かった!
阿部サダヲの真骨頂と言うべき豹変しての毒の吐きっぶり。
今まで阿部サダヲ本人も我慢していたものを吐き出したみたいで、その爆発力は息をのむスゴさでした。
つられて心もキスのことをバラすのですが、みやこに神とのキスじゃなく普通だった…と手痛いしっぺ返しを受けます。
浮世離れしすぎている心がやっと親近感が持ててきました。
ぶっちゃけという意味ではお節介店員の扶美(徳永えり)が白神先生(山西惇)に、ぶちまけるところも、おまけみたいでしたが面白かったですね。
やはりキャラクターに愛すべきところが見つかると、この手のコメディは断然面白くなりますね。
今後もこうだといいのですが…
今回の評価は…