遼は斑目の息子…「美女と男子」第4、5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第4話と第5話まとめての記事になります。




大女優の主演ドラマで重要なセリフをもらい、目立つことのできた遼(町田啓太)でしたが…





NHK  火曜22時
「美女と男子」第4、5話

主演…仲間由紀恵
脚本…田渕久美子
演出…田中正




第4話では遼の事務所の先輩たどころ(高橋ジョージ)のところにその歌手人生を振り返る仕事が来て…




その再現ドラマのたどころ役を遼にやらせてもらうことに…。





たどころは1曲大ヒットしたら勘違いして、売れない頃から支えてくれた妻と娘は荒れているたどころを捨て出ていってしまいます。





高橋ジョージ本人の今の境遇とダブって、痛々しい話でしたが、





番組では娘とのご対面は果たせなかったものの、放送後、娘が事務所に…。





喜ぶたどころでしたが、娘はファンになった遼に花束を持ってきただけ。ガックリすると娘の携帯が鳴り、着メロがたどころのヒット曲。あわてて娘は出ていってしまいますが…





遼から花束をもらいたどころは声をあげて泣きます。洒落た展開でホロリとさせられました。まさか高橋ジョージに泣かされるとは…。





一方、第5話では本格的に芝居の勉強をしたい遼が、劇団のワークショップに入り、公演でイイ役を貰うが…という話。





第4話の終わりの方で遼は斑目(草刈正雄)
の息子だと分かるのですが、




遼が出る演目は「父帰る」の現代版。父に批判的な次男の役。





父親へのイメージがわかない遼は肝心のクライマックスの父親を許し本音を言うくだりがうまくいかず、




公演初日の本番ではなんとセリフを飛ばしてまわりの役者に迷惑をかけてしまいます。





演出家(小市慢太郎→いかにもそれっぽくて好演)はセリフを飛ばしたからでなく、まわりが見られてないからと次の日からの降板を命じます。





チケット40枚も売らせといてそりゃないだろうと思いましたが、遼にとっては良い経験になったでしょう。





町田啓太自身とだぶり、これからどう演技力をつけていくのか楽しみです。




それと一子(仲間由紀恵)の夫(瀬川亮)の浮気の相手は一子の妹(徳永えり)みたいですね。





遼に見られてしまったようですが…
この先バタバタしそうです。




どちらの回もそうですが、温和で寛容な森本レオの事務所社長がなんともいえず良いですね。





第4話の評価は…4
第5話の評価は…3