このまま夢乃の話で引っ張る気?「Dr.倫太郎」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は福原(高橋一生)が担当するギャンブル依存症の患者のエピソードと、夢乃(蒼井優)の解離性人格障害のその後…の二本立て。





ウエイトはむしろ夢乃の方が重く、倫太郎(堺雅人)自身の母親についてもからんでくる話に発展してきました。




日本テレビ  水曜22時
「Dr.倫太郎」第5話

主演…堺雅人
脚本…中園ミホ
演出…水田伸生



しかし、夢乃の母親るり子(高畑淳子)、ホントひどい母親ですね。





高畑淳子がまた気合いを入れて、リアルに憎々しく演じているので、見ていて気分が悪くなるほどです。




高畑淳子の凄みを感じさせます。(余貴美子が演じても凄かったでしょうけどね)





呪いの言葉のようにアンタなんて生まなきゃ良かったというセリフなど、まさに悪魔的で怪物のような存在感です。





今回は更に倫太郎のところに乗り込んできて、倫太郎の心に土足で踏み込むような言葉を次々と吐きかけます。





ここも倫太郎の心の闇をあぶり出し、俄然面白みを増しました。





夢乃への向き合い方が恋か治療か…この先もその本筋を深く描いていくようです。




松重豊や内田有紀は出番が少なく気の毒ですが、蒼井優、高畑淳子、余貴美子、小日向文世、遠藤憲一とこれだけキャストが充実していれば、見応えはたっぷり。





患者のエピソードは軽めでもいいようです。





今回の評価は…4