15日放送の第4話と22日放送の第5話をまとめて記事にします。
まずは…第4話から。
「三匹のおっさん~正義の味方、ふたたび~」第4話
主演…北大路欣也
脚本…清水しおり
演出…山田勇人
この回は商店街のご当地アイドルにまつわる話。それを持ちかける本屋さんの旧友の佐伯(葛山信吾)は悪いヤツではないんですが、彼を雇っている芸能プロの社長(西岡徳馬)は悪どく儲けようとする悪いヤツで…
西岡徳馬がまた憎々しく演じていて成敗しがいのある相手で、そこは盛り上がりました。
このドラマはやはり悪者がとことん悪くないと盛り上がらないんです。
「水戸黄門」や「遠山の金さん」「必殺仕事人」みたいなものですからね。
そういう意味で今回は良かったです。
続いて、第5話
脚本…佐藤久美子、清水しおり
演出…猪原達三
こちらはゴミの不法投棄にまつわるエピソード。
誰もが身近で目にしている悩ましい問題だけに、おっさんたちに大いに成敗して欲しいところでしたが…
相手はゴミを持ってきて撒き散らす中学生の悪ガキだけでなく、家庭ごみを捨てに来る主婦や、粗大ゴミを捨てに来る老人にまで及び、
彼らを成敗したところで、また別の誰かが捨てるんだろうなと思える問題の根深さを感じさせるものでした。
とはいえ、普段誰もが言ってやりたくても言えないこと(例えばコンビニの前にたむろしている、いかにもキレそうな若者に対してとか)を、毅然として言ってくれるおっさんには拍手を送りたくなります。
第5話が久々に視聴率が2ケタ行ったのもうなずける内容でした。
第4話、第5話ともに評価は…