篤蔵のために縁を切る俊子…「天皇の料理番」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~俊子(黒木華)のあっぱれな縁切りでしたね。




これまで言えなかったことを伝える長い台詞、見事でした。





TBS 日曜21時(5/24)
「天皇の料理番」第5話

主演…佐藤健
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗




私めの職場の40代後半の独身ディレクターがしきりに言うのです。
「黒木華みたいな子は(この場合黒木自身ではなく彼女が演じている俊子)いませんかね~」




私め、ピシャリと
「いるわけないでしょう、今どき!」
「そうですよね…」





せっかくできたお腹の子は流産してしまい、華族会館を出された篤蔵からは何の音沙汰も無し…





やっと現れたかと思えば、自分の店を持つなどと相変わらずの大言壮語。





俊子は篤蔵が立派なシェフになるには自分は所詮足手まといになるから…と身を引く決意をするのです。





複雑な心境を篤蔵に洗いざらい話す俊子の言葉は何とも痛ましく切ないものでした。





黒木華、素晴らしかったです。






今回はバンザイ軒という街中の洋食屋に舞台を移しました。





その洋食屋のオヤジを演じているのが佐藤蛾次郎。このキャスティングがまた絶妙で、洒脱ですっとぼけた感じが何ともはまり役でした。






その年下女房が高岡早紀。年増女の過剰なまでの色気をたっぷり見せてこちらもはまり役。




このドラマはとにかくキャスティングが非常にはまってますね。




1クールで話をおさめないといけないので、話の展開は急ピッチ。





2クールでじっくり見せてくれても良かったのにとも思います。




1回1回がじっくり丁寧に作られている作品は安心して見ていられますね。





視聴率が良くなったのは喜ばしいことです。





今回の評価は…4