麦秋から解放された大島優子…「ヤメゴク」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回で一番印象的だったのは、大島優子演じる麦秋が見せた笑顔。





それはヤクザを憎む呪縛を解かれた麦秋の笑顔であると共に、初主演という重責からようやく解放された大島優子の笑顔でもあるようでした。





麦秋というキャラクターを演じるために、いかに彼女が自分を追い込み、苦心したかがそこからうかがえるようでした。





TBS  木曜21時
「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」最終回


主演…大島優子
脚本…櫻井武晴
演出…堤幸彦





最終回は橘(遠藤憲一)がいかに足抜けするかが描かれました。





麦秋の母親(名取裕子)と出会った麦踏神社
でその時やっていたテキ屋から再スタートするのは洒落た終わり方でしたね。





正体が明らかになった佐野(勝地涼)は結局どうなったのかが気になりましたが、そこはスルーでした。勝地涼のクセの強い演技は最後までいいアクセントになっていました。





橘に襲いかかる鷲頭(戸次重幸)の盾になって殺された水田(金すんら)は哀れでしたが、あとはできすぎなくらいハッピーエンドでしたね。





総体的に視聴率が低くてもぶれずに押しきり、見ごたえのある作品だったと思います。制作スタッフの志の高さを感じました。







笑顔を封印してダークな麦秋を気迫のこもった演技で見せた大島優子は評価したいと思います。





次に主演するときは明るい役をやらせてあげたいものです。





最終回の評価は…4