程のいい個性派集団…「刑事7人」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「相棒」や「警視庁捜査一課9係」といった本格刑事ドラマと同じ東映制作だけに、手堅くしっかり作られています。





刑事ドラマはあまり見ない私めですが、これは見てみようかなと思います。なぜなら…





テレビ朝日  水曜21時
「刑事7人」第1話

主演…東山紀之
脚本…大石哲也
演出…猪崎宣昭




変わり者の刑事が難事件を解決する…ってだけなら見ないかもしれないですね。また、それかよ…ってことで。




しかし、このドラマは周りの人物もみな個性的で、それが主役を食うわけではなく、程のいい主張をしていて、





若さは無いものの、バランスの取れた群像劇になっています。





高嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、吉田鋼太郎、北大路欣也。
いずれも他のドラマなら主役を食いかねない演技のできる人たちばかり。






それが、東山紀之を立てつつ、個性を程よく出すプロフェッショナルぶりが心地よく感じられました。






中では、ワケあり刑事の吹きだまりである12係を任されながら、刑事部長をおもねったり脅したり食わせ者の係長を演じる吉田鋼太郎が、「リスクの神様」で見せる演技とはまた別のクセのある演技で存在感があります。





主役の天樹を演じる東山紀之は主演という気負いもなく、飄々とつかみどころのないキャラクターを演じていて、





その押しつけがましくないところも、私めの好みではあります。本格的な推理ドラマになりそうです。





初回は前田吟が、登場するなり怪しかったですけどね。いろいろ複雑な要素がからむストーリーで、テレビ朝日らしい人情味もあり見ごたえがありました。





今回の評価は…4