どこかで見たような…で終わってる「恋仲」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第1話よりは少し良かった気はします。
それは葵(福士蒼汰)とあかり(本田翼)と翔太(野村周平)の3人の話押しだった第1話と違い、





今回は田舎から出てきた公平(太賀)や葵の妹七海(大原櫻子)、そして葵の元カノの瑠衣子(市川由衣)がメインの3人にからんできたからです。





メイン3人に漂う演技者としてのアマチュア感が、若いながらもプロフェッショナル感のある3人によって補強された感じでした。





フジテレビ   月曜21時
「恋仲」第2話

主演…福士蒼汰
脚本…桑村さや香
演出…金井紘




高校時代から7年が経ったというのに、その歳月を感じさせないメインの3人。





もうちょっとビジュアル的に工夫はできなかったものですかね。
葵は高校の頃は輝いていて、今はくすんでしまい、逆に翔太は昔は冴えなかったが今は自信満々輝いている…みたいな変化を明確にしてくれたらもっと良かったのに…





あかりも父親の借金で逃げて、いろいろ苦労したであろう、やつれ感が全くないので、歳月の積み重ねが感じられないんです。





そういうところへの脚本や演出のこだわりが感じられないので、すべてが薄っぺらな絵空ごとになってしまいがちなんです。





役者を生かすも殺すも脚本と演出次第ですからね。役者の演技力でマイナス面をすべて片付けるのは違うと思うのです。




いくらベタな恋愛ドラマでも、どこかで見たようなシーンの連続だけでは終わらせない気概がスタッフに欲しいです。





恋愛ドラマを盛り上げるのはヒロインとヒーローと恋を邪魔するヒールがいかに良いかにかかっている…というのは昔も今も変わりません。





そういう意味で翔太はどんどんクズであって欲しいし、ウザさたっぶりの瑠衣子にも大いに期待したいです。





今回の評価は…3