これだけスッキリすれば…「ホテルコンシェルジュ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまでこのドラマで不満だったのは、1つのエピソードで丁寧に作ればいいものを、





2つのエピソードを強引にからめようとしてかえってリアリティーを欠いたものにしてしまったり、感動を薄めてしまったりするということでした。





今回はメイン脚本で、今クールは「花咲舞が黙ってない」と掛け持ちの松田裕子が担当。その不満をようやく解消する脚本を書いてくれました。





今後他の脚本家も同じように書いてくれるといいのですが…。




TBS  火曜22時
「ホテルコンシェルジュ」第4話

主演…西内まりや
脚本…松田裕子
演出…星野和成




今回はイケメンコンシェルジュの本城(三浦翔平)をお気に入りで彼氏のように思ってしまっている女性客のお話でした。




その徳永(映見くらら)という女性客は、本城が優しく対応してくれるのを好意と勘違いし、




自分の泊まる部屋で二人きりの誕生祝いをしようと意気込んでるわけです。




本城はそれをいなして部屋に行こうとせず、本城と塔子(西内まりや)が一緒にいるのを見た徳永は、ネットに彼氏を塔子に取られたなどと中傷を流すのでした。





こういう勘違いってありがちで怖いですよね。また、それをネットで逆恨みなのに流すっていうのが怖い、怖い。






接客業って大変だなと思います。
今回はそういう割とリアリティーあるトラブルとそれへの対処がきちんと描かれ、





更に、本城がなぜコンシェルジュになったかの背景や、人に頼らず何でも一人でやろうとしたり、裏方への感謝が足りなかったりという欠点が直る成長などが描かれ、






これぞ、このドラマのあるべき姿だと思いました。
塔子の空回りぎみの頑張りや失敗ばかり見せられても飽きますしね。




西内まりやって毎回、同じ演技みたいに見えるので…。




ドラマはホント、脚本次第ですね。






今回の評価は…4