脚本家が変わると…「花咲舞が黙ってない」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今シリーズ、このドラマの脚本を担当するのは3人。松田裕子と梅田みかと横田理恵。この3人は前作も書いていて、






全10話中6話を松田、3話を梅田、1話を横田がそれぞれ担当しました。






しかし、今クール松田は「ホテルコンシェルジュ」、梅田は「37.5℃の涙」と掛け持ち。





ここまで「ホテルコンシェルジュ」を合作や他の脚本家に任せてきた松田は、ここまで「花咲舞が黙ってない」を3話書いて、
第4話は横田に任せ、「ホテルコンシェルジュ」の第4話を書きました。






「37.5℃の涙」を一人で書いている梅田みかはまだこちらは書いてません。





撮影のスケジュールにズレがあるかもしれませんから、憶測でしかありませんが、まるで綱渡りのような掛け持ちぶりです。





しかし、松田が書いた「ホテルコンシェルジュ」は今回良くなったし、松田が書かなかった今回の「花咲舞が黙ってない」はイマイチでした。






掛け持ちするだけの価値があるということですが、作品的には不幸なことですね。
やはり最良は一人が全回書くべきだと思いますんで。





今クールは脚本家の力量についていろいろと考えさせられます。





日本テレビ  水曜22時
「花咲舞が黙ってない」第4話

主演…杏
脚本…横田理恵
演出…佐久間紀佳





今回、何がダメって、融資課の女子行員(中越典子)のストーカー被害が、





時間を割いたわりに大した話じゃなくて、そこから融資課長(渡辺いっけい)の不正を暴く話に急展開し、





またも便宜をはかった会社からの振り込みを探し出すってパターンでの決着。





また、それ?って感じで、もっと見破りづらい不正を臨店班コンビが苦労して暴いてくれないと、






お手軽すぎて、せっかくの渡辺いっけいのバレてからの熱演もむなしくなってしまいました。





気楽に楽しむにはいいのかもしれませんけどね。もうちょっとバリエーションに工夫が欲しいです。





今回の評価は…3