やけくそ気味な展開に唖然…「エイジハラスメント」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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内館牧子のドラマを面白くしなければ、視聴率を上げなければ…という貪欲さに、恐れ入るというか、うすら寒くすらなるラストの急展開でした。





テレビ朝日  木曜21時
「エイジハラスメント」第5話

主演…武井咲
脚本…内館牧子
演出…小松隆志




このドラマ、どっちもどっちでどちらに肩入れしたら良いんだろう?ってことが多い
んですが、






今回もそれはひどくて、パソコンに疎い課長(光石研)と、その時代遅れさに反発するコネ入社のお坊ちゃま社員(大東駿介)。






双方の言わんとすることは納得いきましたが、課長のお坊ちゃま社員の落ち度はもうちょっとやり方はあったろうし、






お坊ちゃま社員を課長は評価していたようですが、そんなヤツがあんな訴えするか?と不思議だったり…





題材は今いろんなところで起きていそうな
ものなのに、どっちもどっちの話で終わってしまったのは残念でした。





光石研も大東駿介も良いだけにもっと尺を割いてしっかり納得いくように描いて欲しかったです。





しかし、昭和生まれのオジサンの一人としては、昭和はダメみたいに一くくりにされるのは抵抗を感じました。まぁ私めもエクセルは苦手なんですけどね。




…で、せっかく興味深い題材たったのに、ヒロインの英美里(武井咲)は権藤常務(風間杜夫)に課長の異動の見直しを申し立てるという暴挙に出て…





権藤常務に一々ごもっともなことを言われ、それで落ち込んで、会った保科(小泉孝太郎)に抱きついて、ベッドイン!






え~~!
保科は大沢(稲森いずみ)との約束をぶっちぎってまで…そんな軽率に?






寝とられた大沢も、別に家庭を大事にすればいいだけの不倫でしかないので同情する気にもならず、





ドロドロ展開をどう見ればいいのか戸惑うばかりです。






もうエイジハラスメントとかどうでもいいんですかね。




内館牧子恐るべしです。





今回の評価は…3