だから盛り込むなって…「ホテルコンシェルジュ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

もうこのドラマに関して何回も書いているので、書きたくはないんですが、





また、エピソードの盛り込みすぎで肝心なエピソードの感動を薄めてしまうという愚策を今回も繰返していました。





TBS  火曜22時
「ホテルコンシェルジュ」第7話

主演…西内まりや
脚本…中川千英子
演出…星野和成




今回は2組の親子の話。
片や、このホテルで結婚式を予定している新婦(藤澤恵麻)とその父親(小林隆)。




衣装合わせや会場の下見、リハーサルのため来たのですが、





事前に父親のガン再発が分かり、予定日までもたないかもと分かった新婦はふさぎがち。





事情を知った塔子(西内まりや)は日を早められないか探りますが、あいにくキャンセル待ちがいるほどいっぱい。






他のホテルを探せばと新郎は言いますが、父親が結婚式を挙げたこのホテルでどうしても挙げたいってことで。





…で、本城(三浦翔平)にヒントを貰い、リハーサルを衣装も着て本番さながらにやることに…という話。






もし、採算度外視なら片桐(若村麻由美)が塔子をクビにすべきというのも納得な話ではありましたが、





父親と娘の思いが伝わるし、めちゃくちゃムチャなサービスではなかったのでイイ話でした。






…で、もう一組の親子はベルボーイの牧原(小関裕太)と老舗旅館女将の母親葉子(前田美波里)との話。






葉子は息子の働く様子を見に来たと見えて、実は旅館を売却する契約について息子に話しに来たのでした。






息子には自分のような苦労をさせたくないという親心からなのですが、





自分がダメだからと牧原は落ち込んでしまい…という話。






葉子のもとで番頭として働き、密かに恋心を寄せていた珠久里(尾美としのり)の助言で、親子は理解を深め、売却を思いとどまる…という、これはこれでイイ話でした。





しかし、問題はこの二つのエピソードを、このホテルで結婚式を挙げたベアの妻の突然の破水、出産で強引に結びつけたことでした。





新婦の父親が産婦人科医で、葉子は前にも旅館で同じ事があったからって…。
蛇足でした。はっきり言って。






ホントに惜しい。
今回の評価も…3