このドラマ、平均視聴率ランキングで今クール首位。そして今回はこれまで超えられなかった15%を超え今シリーズ最高を記録したのです。
しかし、これがその回か~と見ていて思いました。
視聴率と作品内容の質がリンクする場合としない場合がありますが、
この作品は後者の方で…視聴率が高いならもうちょっと内容的にどうにかして欲しいと言わずにはいられません。
日本テレビ 水曜22時
「花咲舞が黙ってない」第7話
主演…杏
脚本…梅田みか
演出…南雲聖一
今シリーズの準レギュラー的な松木(成宮寛貴)がまたまた登場。
臨店班の二人がからむことになるために松木がヘマをしてトラブルに。
今回は何をしちゃったかと言うと、家に顧客の情報の書かれたファイルを持ち帰って残務をしようとしたのに、
融資課長(音尾琢真)に接待についてくるように言われ、帰宅して気づいたらなくなっていて…
拾い主から謝礼に金をくれと要求されます。
まぁ、実は融資課長から融資を拒まれながら、接待は要求されている物流会社の社長(戸次重幸)が恨みに思い、なじみのキャバ嬢に盗ませ電話させたのですが…
やはり、そもそもの松木の持ち出しが軽率で、バックを店に簡単に預けるにしても、
かばいようの無いダメ行為なんですよね。
それを相馬(上川隆也)も花咲(杏)も、松木は善良で熱心な銀行マン前提で責めようとしない。
そこにひっかかってしまい、犯人の社長や共犯のキャバ嬢を悪人には思えず、
むしろ、こらしめたかったのは自分のせいではないと言いはる課長なのに、そちらは処分は少なくて、モヤモヤしました。
キャバ嬢が五反田支店で口座があり、給料日でATMにおろしに来て本名が分かるというのもやけに都合の良い話だし、
どうもスッキリしない話でした。
松木は地方へとばされ、成宮寛貴はこれで登場しない模様。
こちらが先に撮影していて、「37.5℃の涙」の撮影が始まったからでしょうか。
花咲舞の恋話は中途半端なまま終わってしまいました。そちらの扱いも雑というよりありません。
今回の評価は…