「心の瞳」に泣けた…「表参道高校合唱部!」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまでの中で一番素直に泣けた回でした。坂本九の「心の瞳」という曲を不勉強ながら知りませんでしたが、この曲をとりあげたスタッフを称賛したいです。





ドラマを見終わって調べたら、これは坂本九の遺作になった曲で、由紀子夫人に「これは僕たちの歌だよ」と大変気に入っていたそうで、




葬儀にも流したと知って、日航機墜落から30年経った今年、坂本九への追善の意味でも意義があったと思い、感動に深みを増しました。






TBS  金曜22時
「表参道高校合唱部!」第6話

主演…芳根京子
脚本…櫻井剛
演出…池田克彦




これまでは真琴(芳根京子)の両親とか、優里亞(吉本実憂)とかのエピソードもからめて、それが煩わしさを感じさせる時もありましたが、





今回は合唱部のメンバーが大曽根校長(高畑淳子)の家に合宿に行き、合唱部のメンバーに恋愛要素を入れ、





そこに校長と亡き夫(国広富之)の思い出の曲「心の瞳」をからめて、




すんなりと感動に結びつく展開でした。ストレスを感じず素直に泣くことができました。





そこには高畑淳子の好演がありましたが、
これまであまりフィーチャーされなかった美子(萩原みのり)の相葉部長(泉澤祐希)への思いも、





初々しくも微笑ましく、それが死別した校長夫妻との対照にもなって、






もう会えないし、一緒に歌えない校長の哀しみを際立たせました。





歌の力がいかにすごいかが、やはりこのドラマの強みだと思うので、ストレートにそれを感じさせてくれた今回は、このドラマの最高傑作だったと思います。




それが視聴率5%もいかないとは、残念でなりません。
このドラマ見たことない方は動画配信でご覧になることをおすすめします。






「心の瞳」ってホントいい歌ですよ。







今回の評価は…4