今回はサンライズ物産が筆頭株主の烏丸屋という百貨店から発展した大企業が、ハゲタカファンドに乗っ取りられる危機に見舞われ、それを救う話でした。
そこにまるで大塚家具のような創業者の父親(小野武彦)を経営から追い出し社長になった息子(中村俊介)と父親との対立がからみ、ややこしくなるという展開でした。
フジテレビ 水曜22時
「リスクの神様」第7話
主演…堤真一
脚本…橋本裕志
演出…城宝秀則
今回を見て「ホワイトナイト」とかって言葉を聞くと、あ~そう言えばNHKの「ハゲタカ」は面白かったな~、また見ようかなって気にさせられました。
こちらは1話におさめなければいけないので、どうしても粗っぽい展開になるのは仕方ないところ。
とはいえ、肝心の西行寺(堤真一)の危機回避のテクニックを見せなかった前回と違い、
今回は西行寺らしい問題収拾のやり方で、そこに自分の父親への思いも重なるという優れた内容でした。
また、今回面白くしてくれたのは悪いヤツ感丸出しのファンド代表役の手塚とおるや、ホワイトナイトなのに胡散臭さ丸出しの木下ほうか、二人のお約束的な好演でした。
特に乗っ取りが上手くいかなかった時の手塚とおるの苦虫をかみつぶした顔!
あれが見られただけでも結構満足でした。
坂手社長(吉田鋼太郎)と白川専務(小日向文世)の対立も深まり、その二人ともに父親の失脚にからんでいるだけに、西行寺がどちらにつくのか?興味は増してきました。
視聴率がどうなろうと気にせず見続けます。
今回の評価は…