最後までメチャクチャを貫く…「エイジハラスメント」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回では英美里(武井咲)と百合子(稲森いずみ)を手玉に取った保科(小泉孝太郎)が懲らしめられるのかと思いきや…





五寸釘ぶちこまれたのは女性登用に積極的なふりをして、実は女性蔑視している権藤常務(風間杜夫)でした。







部長に昇格した百合子の足を引っ張った懲りないハラスメント男・浅野(吹越満)も地味に左遷されてましたけどね。





テレビ朝日  木曜21時
「エイジハラスメント」最終回

主演…武井咲
脚本…内館牧子
演出…田村直己





毎度毎度のことながら、英美里にキレられてもスカッとした爽快感は無いんですよね。





特に保科とデキてしまって鼻の下が伸びてからはなおのこと。






お前に言われたくないよ!ってしか思えず、役員会で役員にあんな口をきいておとがめ無しって…んなアホな。





…っていうか、お茶配り終わるまで大事な話ってしないでしょう、普通。
どんな役員会だよ!






これが「ショムニ」の江角マキコだったら、役員会に物申すでスカッとしたでしょうけど…あのヒロインはブレてなかったから…。






このドラマはハラスメントと戦う女たちの話に徹すれば良かったのに、






最終回だけまたそんな話にしたって、なんだかな~なんですよね。






女性同士でもいろいろドロドロしちゃったしね。






そのくせ、個人情報漏らしたのに百合子はちゃっかり繊維2課長になり、英美里と手を組んで戦って行きましょう…みたいな綺麗ごとで終了。





ここまでメチャクチャやってきたなら、最後までもっとメチャクチャでもよかったのに…と物足りなささえ感じました。




繰り返し書きますが、武井咲と小泉孝太郎はこのドラマに出るメリットはあったのか、はなはだ疑問です。





あと、内館牧子はもう脚本を書かない方が良さそうです。
相撲見ててください。





今回の評価は…3