結婚しないって言ってるのに!…「偽装の夫婦」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

余命半年の母親(富司純子)のために偽装の夫婦になってくれとしつこく迫る実はゲイの超治(沢村一樹)。





夫のDVにあい足を悪くして以降、男を好きになれず、ヒロ(天海祐希)を好きになり、娘の父親になってと迫るしおり(内田有紀)





おまけに一方的にヒロと結婚したがっている勤め先の図書館長(田中要次)。






三方から迫られては心の声で毒を吐きつつ、断り続けるヒロ。
今回もテンポの良さでそのドタバタぶりを楽しんでしまいました。





日本テレビ  水曜22時
「偽装の夫婦」第2話

主演…天海祐希
脚本…遊川和彦
演出…深川栄洋




このドラマで一番の見どころはあの手この手でヒロを巧みに誘導して、自分の秘密はバラさせない超治の手練手管ぶりですね。





沢村一樹の軽快かつ融通むげなセリフ術で、天海祐希のストレートさが引き立ってくる仕組みで、初回より更にコンビネーションが良くなっていました。





更にそこに思いっきりピュアな超治の母親がからむとまたややこしくなり、この3人のやりとりも富司純子の超然とした感じが活きて回を追って良くなりそう。





この母親の人に言えない秘密が気になります。息子がゲイってことも実は知ってるかもしれませんね。






超治がらみで十分面白いので、しおりの方はどうでもよく思えてきました。
内田有紀がちょっと気の毒です。





更に私めのお気に入りはキムラ緑子、佐藤二朗、坂井真紀の超個性派トリオの叔母一家。不細工な坂井真紀の子供たちも含め、この一家のシーンは私めの楽しみになりそうです。




キムラ緑子の叔母さんの千里眼的な凄み。
佐藤二朗の毎度おなじみの挙動不審ぶり。
坂井真紀の更にパワーアップしたイタさ。
三者三様に絶妙です。






脚本がよほど酷くならない限り、役者たちの演技バトルを楽しめそうです。






今回の評価は…4