今クールのドラマで私めの期待度No.1の作品です。これは期待を裏切らないでくれるだろうと確信しているのですが…
メガヒット「半沢直樹」を制作したチームが「ルーズヴェルト・ゲーム」に次いで作る池井戸潤作品第3弾です。
18日スタート
TBS 日曜21時
「下町ロケット」
主演…阿部寛
脚本…八津弘幸
演出…福澤克雄、棚澤孝義、田中健太
下町の町工場を舞台にロケット事業をめぐる開発者たちの人間模様を描きます。
阿部寛演じる主人公の佃は、宇宙科学開発機構の研究者としてロケット事業に取り組んでいたが、打ち上げ失敗の責任を取らされ退職、父親の跡をつぎ町工場の社長になります。
町工場でもロケット部品の開発を続けるのですが、得意先から取引中止されたり、銀行から融資を打ち切られたり、ライバル会社に特許侵害裁判を起こされたり…とビンチの連続。
倒産の危機からいかにロケット事業で立ち直るか?が描かれます。
やられてやられてそこからの逆転というプロレス的な痛快さを味わえる池井戸潤の傑作です。
話自体は面白いので、あとは脚本やキャストが原作の良さを壊さず感動させてくれるかになります。
主演の阿部寛は恐らく悪くないでしょうから、あとは周りのキャストですね。
佃に反発する娘に土屋太鳳。
仕事人間の佃を嫌い離婚した元妻に真矢ミキ。
佃を支える母親に倍賞美津子。
佃の会社の経理部長に立川談春、技術部長に安田顕。
特許裁判で助ける弁護士に恵俊彰。
ロケット開発をすすめる帝国重工の社長に杉良太郎。
宇宙航空部の部長に吉川晃司。
本部長に木下ほうか。その部下に新井浩文。
ライバル会社の法務担当に橋本さとし。
顧問弁護士に池畑慎之介。
融資を渋る銀行の支店長に東国原英夫。
なかなか個性派ぞろいですが、なんでこの人?という人もいます。
いずれにしても大事なのは佃を追い込む敵役側。
木下ほうかや新井浩文、橋本さとしらの活躍に期待したいですね。
視聴率の予想は…14~15%
手堅いヒットになりそうです。