同じ能力を持っているが…「無痛」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、やはり面白いですね。
無痛というタイトルの意味が分かる第2話でした。






フジテレビ  水曜22時
「無痛~診える眼~」第2話

主演…西島秀俊
脚本…香坂隆史
演出…佐藤祐市




今回は早瀬刑事(伊藤淳史)が為頼(西島秀俊)に依頼する事件のエピソードもありましたが、






面白かったのはその人を見るだけで病気が分かってしまう特殊能力を持つ為頼と、それに気づき、自分に協力して欲しいとアプローチしてくる、同じ能力を持つ白神(伊藤英明)とのからみでした。





同じ能力を持っていても、もう治せないと分かってしまうことに負い目を感じ、ある種自分の能力をネガティブにとらえている為頼と、






その能力をポジティブに活用し、病院を大きくした白神との対比が、西島秀俊と伊藤英明の陰と陽の芸質の違いで明確に打ち出されていて、





それがこのドラマを今後面白くしていきそうに思いました。特に伊藤英明の薄ら笑いの無気味さが何ともいかがわしげで適役です。






映画「悪の教典」の伊藤英明を思い出させ、何か白神という男に闇を感じます。






イバラ(中村蒼)というスキンヘッドの青年を無痛治療の実験台か何かにしてそうなんですがね。






為頼が今後どう巻き込まれていくのか気になるところです。





伊藤淳史は正義感が強いあまりに犯罪をおかしかねない早瀬を熱く演じていますが、





まだちょっと慣れません。
肩に力が入りすぎている感じ。まわりがすんなり演じている中で浮き気味でもあります。





嫌みや文句ばかり言う兵動大樹の係長が、私めのお気に入りキャラクターでもあります。





今回の評価は…4