全体的にしっかり作られてますが、硬質で渋い仕上がりという点で、この作品は前クールの「リスクの神様」に似ていて、
こうなると視聴率的に厳しいのも仕方ないかなという気はします。
西島秀俊ファンがときめくようなシーンも、伊藤淳史ファンが癒されるようなシーンも敢えて封印した作品ですからね。
私めはその果敢さは評価したいと思ってますが…。
フジテレビ 水曜22時
「無痛~診える眼~」第3話
主演…西島秀俊
脚本…大久保ともみ
演出…木下高男
今回は早瀬(伊藤淳史)が以前逮捕しながら心神喪失を主張し罪に問われなかった女性絞殺犯(松下洸平)が社会に戻り、
再び罪を繰り返すのを早瀬が阻止しようとする話。
犯人は意志をもって殺したと信じる早瀬は、その男に為頼(西島秀俊)を会わせ、犯因症が出ているかを診てもらいます。
犯人を憎み、逮捕しようと躍起になっている早瀬に、為頼はついに早瀬にも犯因症が出ていることを告げます。
…でないと、早瀬が犯人を殺しかねないと危惧したからです。
そんなはずはないと否定するものの、ショックを受ける早瀬。
早瀬が尾行をはずされた隙にまた殺人が起き、逃亡する犯人を追い詰めた早瀬は、
犯人の首を絞めあげますが、為頼の言葉を思い出してか我に返り、絞めるのをやめます。
やはり自分には犯因症があるのかと悩むことになる早瀬。
事件のたびに気にすることになっていくんでしょうね。
だいぶ伊藤淳史のこの役にも慣れてきました。
今回は白神(伊藤英明)の無痛治療はあまりウェイトはありませんでした。
先天性無痛症のイバラ(中村蒼)をどう実験台にしようとしているんでしょうか?
今回の評価は…