助けるのは母胎か胎児か?「コウノドリ」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は予想通り泣けました。私めは残念ながら子供はいないのですが、それでも泣けましたから、





お子さんをお持ちの方は、もし自分がそうだったら?と考えたらたまらない話だろうなと思います。





脚本、演出、キャストがいずれも破綻なくきちんと同じ方向を向いて作っているのがよく分かり見ごたえのある回でした。




TBS  金曜22時
「コウノドリ」第2話

主演…綾野剛
脚本…山本むつみ
演出…土井裕泰




今回は出だしからグイっと引き込まれ、力が入って見いってしまったので、1時間があっという間でした。





交通事故にあい妻は意識不明の重体。夫の永井(小栗旬)は鴻鳥(綾野剛)から母親を救うか胎児を救うかの選択を迫られます。






どっちも救ってくれよ!と選択を拒む永井。
そりゃそうですよね、どっちかを選ぶなんて、なかなかできないでしょう。





普通に結婚し、出産を待つばかりだった若い父親に突然訪れた悲劇を、自らも最近父親になった小栗旬は、





ナチュラルな演技で見せて、見ていてこちらが身につまされるリアリティがありました。




綾野剛はじめ、吉田羊や星野源、大森南朋、松岡茉優らも、感情をあらわにしない対応ぶりをあざとくなく演じていて、





医療の現場のリアリティを忠実にそれぞれが演じきっていました。





結局、永井が選択に悩んでいる間に、妻の容態が悪化、救命医が心臓マッサージをしている中で、胎児は取り出されたのでした。




もう目を開けることのない母親に産まれたばかりの赤ちゃんを寄り添わせるシーンはもう涙、涙でしたね。





今回で評価を5にしてもいいんですが、まだまだこの先感動的な回があることを期待して、あえて4にしときます。