世の中いろいろあるけれど…「おかしの家」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回もこのドラマらしいジワ~っとくる話でしたね。





フランスであんなテロ事件が起きたあとに録画を見たので、またひとしおのテーマでした。





TBS 水曜24時23分
「おかしの家」第4話

主演…オダギリジョー
脚本、演出…石井裕也




太郎(オダギリジョー)と三枝(勝地涼)はいつもは駄菓子を食べながら、グダ~っとしているだけなのに、






珍しく世の中に起きているいろんな問題を
真面目に考え、自分たちに何ができるかを探ろうとします。






そんな二人を剛(前野朋哉)は否定して太郎を怒らせぶたれてしまうんですが、






実は剛は以前は営業マンだったんですね。
今回は回想で営業まわりしてもツラい目にあった剛が描かれ、





自分は役立たずだと太郎のお祖母さん(八千草薫)に相談して慰められるシーンは心打たれました。





もう一人、いつもは太郎らとダベっている島崎(嶋田久作)も沈痛な面持ちで現れ、






もう銀行が融資してくれないから銭湯を閉めなければならないかも…と嘆きます。





何かできることはないか太郎たちは尋ねますが、島崎は…
「そっとしておいてくれ、でも、そばにいてくれ…」





この言葉、深い言葉でしたね。
ほろ苦く切なく、人生を感じさせる言葉でした。




結局、自分は何をできるかわからない太郎の最後の心の声も、ほろ苦い余韻を残しました。






今回の評価は…4