なんて醜いんだろうと…だんだんと辟易してしまいます。
テレビ朝日 木曜21時
「遺産争族」第4話
主演…向井理
脚本…井上由美子
演出…松田秀知
遺産なんて要るか！と河村家を飛び出した育生(向井理)と楓(榮倉奈々)。
育生の母親(岸本加代子)のもとに身を寄せることに…。
世間知らずの楓を母親はいろいろ叱りつけますが、根は悪い人ではないので、期待したほど盛り上がりはしませんでした。
今回は龍太郎(伊東四朗)に娘たちが生前贈与を迫る…という話で、
借金があるるらしい月子(室井滋)と凛子(板谷由夏)は必死で、陽子(余貴美子)は恒三(岸部一徳)には黙っているよう言われたのに、しゃべってしまいます。
恒三に漏らしたことがバレて、責められる陽子が逆ギレして、龍太郎の世話は私がしてるんだから全部私が貰う…と豹変するシーン。
目を血走らせた余貴美子の演技が見ものでした。
月子に吉沢(渡辺いっけい)が迫るシーンも芸達者二人の好演でニヤニヤさせられました。
話自体はどうってことないのに、役者の演技で楽しめるドラマに仕立てられてます。
勿論、岸部一徳の婿いびりも、伊東四朗の老獪さもいいですしね。
今回の評価は…
