近年は「Mother」「Woman」「それでも、生きてゆく」 「最高の離婚」など人間の心の奥底に迫る秀作を次々と生み出している脚本家の坂元裕二。
そんな坂元の連ドラデビュー作は安田成美主演の月9「同・級・生」
第2作が同じ月9の鈴木保奈美主演「東京ラブストーリー」
この大ヒットで坂元は若くして一流脚本家の仲間入りを果たします。
その後も牧瀬里穂主演「二十歳の約束」や内田有紀主演「翼をください!」
、菅野美穂主演「愛し君へ」など多くの恋愛ドラマを月9で書いてきたのです。
そんな坂元が自身の月9枠10作めにあたる作品を、これが自分が書く最後の月9ラブストーリーと決めて、久々に本格的な恋愛ドラマを書くそうで、期待が高まります。
フジテレビ 月曜21時
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
主演…有村架純、高良健吾
脚本…坂元裕二
演出…並木道子、石井祐介、高野舞
既に映画や舞台で実績を重ねているものの、有村も高良もこれが民放連ドラ初主演、ということは月9初主演でもあります。
華と実力をあわせ持つ期待度の高いペアですね。
二人が演じるのは北海道の大自然の中で育てられたが、わけあって上京。
東京で厳しい現実に向き合いながら、愛をはぐくんでいく…という話のようです。
有村は兵庫、高良は熊本と、それぞれ自身も上京してきた経験者だけに実感を持って演じてくれそうです。
坂元裕二の脚本が二人にどんな演技をさせるのか今から楽しみです。